これが、P11UKのメーターパネルです。VDOという、欧州では有名なメーターのメーカー製らしいです。内装全体のカラーがグレー(セダンはブラック)なので、メーターのカラーもグレー調です。メーターは4連で、P10からだと油温計が省略されています。タコメーター内には液晶表示の時計、スピードメーター内にはこれも液晶表示のODD/Tripメータが付いています。液晶表示もセダンに先駆けて導入された物です。時計がここにある分、純正のカーステレオは時計表示が省略されたものが付いていました。
タコメーターは9000rpmまで目盛りがあります。RED Zoneは7000から。中央にはドライブシフトポジションインジケーターはありません。現在のギアーポジションを知るにはシフトレバーまで目を落とさなければならず、近距離走行ばっかりの日本ではやはり不便かもしれません。
センターコンソールは、それこそ「必要最小限の機能を使いやすく」と言う感じで、機能的に配置され使いやすいです。その分、ちゃらちゃらした多機能ではありません。大きめのハザードボタンと、リアガラスヒーターボタン。一番左は未使用。中央のエアー吹き出し口は、暖房中でも外気の冷風が取り込める切り替えレバーが付いています。(顔の火照り防止用)。この辺はさすがに寒い国で暖房をがんがん使うからなんでしょうね。1DINしかないラックの下に、これまた大きい3ダイヤルのエアコン。大きくダイヤル式なので、走行中の操作も楽々。でもね、冷房はかなり強く寒いし、暖房もほかほかすぎ。
その下にはセダン同様ボックスがあるのですが、ここは照明付きで、ここに入れた物が夜でも見えるという、これまた優れ物。5ドア特有の物です。かなりい嬉しい。
(フラッシュ無しで撮影。コンソールに入れたCDケースに当たっている光はコンソールボックスの照明による)
サイドブレーキは、旧式同様、中央に位置し、セダンではここにあるはずのカップホルダーなどもちろんありません。ブレーキ両側には、ウィンドウ開閉ボタンがあったと思われる痕跡あり。ヨーロッパでは未だにここに付いているのかもしれない。
ドアレバーは、セダンと異なり一本式(セダンはコの字型)
バックミラーは取り付け具がガラスに付いており、ここからアームが伸びています。だから、ここには車検シールが貼れないので、私のは納車時から左上に張ってあります。