ルーフアンテナ更新
アンテナ(ロッドの下端および屋根側防水ゴム)が、だいぶ経年劣化でぼろぼろになってきたので、この度、自主交換することにしました。今回は、UKオーナーさんたちの参考になればということで、ルーフアンテナの交換手順をご覧戴きます。なお、作業自体は素人作業なので、ディーラーさんほどの作業の質に至らない点はご了承ください。
0.準備
0-1.[交換部品] アンテナアッセンブリは、ディーラーに注文。\5,400-ぐらいだったと思います。(既に忘れている)。
※アッセンブリ価格は\3,400-でした。BBS過去ログに記述がありました。(後日記)
アッセンブリには、
・アンテナロッド
・アンテナベース(台座)
・台座取り付けナット
・アンテナケーブル(写真になし)
が、入っています。今回は、ケーブルは交換しないので不要となります。
0-2.[作業工具] 今回使用したのは、モンキースパナ、ドライバー、ニッパー。の3点のみ。
では、早速作業をしましょう。
0-3.[作業準備]
別に必須ではありませんが、まず、後部座席を倒しましょう。トノボードもはずしましょう。トランクルームは片づけ、そこに裸足であがりましょう。
1.部品はずし
アンテナベースは、ナットにて天井裏(内張裏)に止めてあるため、これをはずすため、内張を少し剥ぎます。
まずはじめに、リアルーフガーニッシュをはずすために、Cピラーをはずします。リアルーフガーニッシュとは、内装天井張り後端の幅8cmぐらい長さの、横に延びる部品です。(Cピラーとは、リアスピーカーが着いている後ろの柱の内張プラスチック製部品のことです。)Cピラーは全部はずさなくても、写真の程度外せばほぼ作業に問題ありません。
まず、Cピラーにあるねじ隠し蓋を外し、+ねじを左右2カ所外します。
ねじを外したら、Cピラー上端にードライバーをつっこみ、パッチン止めされているクリップを数カ所外します。
このぐらい外れていれば、作業に支障ありません。
リアルーフガーニッシュを外します。この部品も5カ所パッチン止めですが、メタルクリップなので損傷することなく外せます。これもマイナスドライバーを隙間からつっこんで外してください。外すと下の写真の通り天井内張の後端から手を突っ込める様になります。
外したリアルーフガーニッシュはこんな感じで、5カ所をメタルクリップ止めされています。
メタルクリップとはこんな感じの物です。
次に、天井内張の中に手を入れやすくするため、後部座席用アシストグリップを外します。
内張の中に手を突っ込むと、六角ナットでアンテナベースを止めてあるのが判ります。
その前にアンテナベースから延びた2本の結線されたコードを、プラグから外します。プラグは見づらい部分にあり、わかりにくいですが、交換する部品の方の作りをよく見ることでいくらかの手助けになります。コードが離線できたら、次はナットを外します。
ナットは結構堅いので、内張と天井の間に腕とモンキースパナをつっこみ、ナットを緩め、アンテナベースを外します。
ナットが外れたら、車屋根からアンテナベースを外します。私はアンテナ線が、どこかに挟まっていて、取れないので、やむを得ずニッパーで切断しました。
2.部品取り付け
天井には、ケーブル通し用、ナット止めのため上写真のような四角のアナガあいています。
ベース側もそれに合うように四角になっており、ぴったりはまります。
とりあえず、コード2本を孔に通し、ベースを四角の孔に合わせ、仮置きします。
この時点で2本のコードともプラグを繋いでおきます。
下からナットを取り付けるときに、ベースが浮いてしまうので、補助者に上からベースを押さえてもらうといいでしょう。狭い部分に手を突っ込むので、なかなか大変です。ナットが何とかねじ山にはまったら、後は締めましょう。取り外すときと同様にモンキースパナで締めます。
あとは、取り外しの逆要領で外したルーフガーニッシュ類を取り付けます。
ピラー取り付けの際に、リアハッチドア枠のゴムを挟み込まないように注意。
3.完成
こんなにきれいになりました。
外したベースのゴムパッキンは、ぼろぼろです。
アンテナロッドの下部も、ぼろぼろでした。
以上、作業時間はぼちぼちやっても、だいたい30分から45分。それほど難しくないと思いますので、どうぞTRYしてみては。
おっと、腕に自信がない方は、素直にディーラーに頼みましょう。この記事を読み、部品破損などのトラブルになっても、当方責任は持てませんので、あしからず。